こんにちは、竹岡佳信です。
まずは、このステージにいらっしゃる方の特徴を書いてみます。
“マイクロビジネスに必須のビジネススキルを身につけ、今から商品と、それを売る仕組みを作り始めるのだが、自分の知識・経験・スキル・特性を活かした商品をどうやって作るのか?果たして、ライバルに打ち勝って、売れるものが出来るのか?お客さんに満足してもらえるのか?自信がないし、そもそも、どうやって売ればいいのかがわからない。”
あなたは、既に、ビジネステーマを決め、ニッチを決め、理想のお客さん像を定め、ライバルとの関係におけるポジショニングも取っています。ということは、いよいよ商品を創り出していくステージにいる、ということです。
念のため、ではありますが、あなたが『STAGE 2:商品を創る』にいるかどうか、こちらの『幸せな卒サラ』サクセスパスで確認しておいてください。
すべてに『YES』になるのであれば、『STAGE 3:仕組みを実装する』に進んでくださいね。

『STAGE 1:設計図を描く』では、自分を棚卸しし、持続可能なビジネスを作り上げるための根幹となる「ビジネスの設計図」を描きました。
次のステージでは、その設計図をもとに、商品を創り上げて行きます。つまり、自分の『知識』『経験』『スキル』を具体的に売れる”モノ”にしていくことになります。
出鼻をくじくようで恐縮ですが、大抵の方は、この段階でスピードが極端に落ちます。なぜか?それは、自分の『知識』『経験』『スキル』が他の人の役に立つ、という自信がないから。自分に取って”当たり前”のことに、お金を支払う人がいるなんて信じられない、と考えてしまうから。
また、実際にこのステージ「商品を創る」という段階では
・作業量が多い
・学習コストも大きい
という理由もあります。
極端な表現をしてしまうと、『STAGE 1:設計図を描く』段階では、夢を具体化する思考実験をしているようなところがあります。一生懸命、ノートに何かを書いたり、MacBookProを開いては、難しい顔をしてキーボードを叩いているけれど、それ自体が売れるものになるわけではない。頭の中を整理しているに過ぎないわけです。
でも、『SATGE 2:商品を創る』では、ただ、頭の中で考えたことを整理しているだけでは何も作れません。
お客さんに『伝える』ために、それが、理解できる形に整形する必要があるし、伝える『順番』を間違えると、伝わるものも伝わりません。何より、お客さんが『行動』してくれないことには、お客さん自身が変化することもない。だとしたら「どうやって行動してもらうか」ということにも配慮していく必要があります。
ただ、難しい理由、出来ない理由を一生懸命考えたり、並べ立てたりしても、『幸せな卒サラ』は実現しません。
ここは、何としても『商品』という形を創り上げる、という強い決意と、次に示すマイルストーンに従って、一つ、一つのプロセスを着実にこなしていくことが必要です。
『確かな一歩の積み重ねでしか、遠くへは行けない』 by イチロー
目 次
1. マーケティング戦略の基本を理解している?
・『DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)』を学んで、基本的な概念を理解する
2. 収益をもたらす『メイン商品』を持っている?
・『メイン商品』を言語化する
・お客さんを惹きつける「商品タイトル」をつける
・ライバルの商品を徹底的に調査して、それを上回るものを提供する
3. お客さんの着実な『変化』を設計できている?
・『メイン商品』における、お客さんの『Before』『After』を決める
・お客さんの変化のステップを設計する
・お客さんの変化の期間と勾配を調整する
4. ライバルよりも「自分の商品」を選んでもらう理由がある?
・お客さんの理想のゴールを想定して詳細に描写する
・モニターを募集して実際に商品を体験してもらう
・フィードバックをもらって改善する
5. モニターからアンケートを集めている?
・モニターにアンケートを書いてもらう
・「お客様の声」として事例に使わせてもらう許可を取る
6. 集客するための『フロント商品』を持っている?
・集客を目的とした価値は高いが手頃に試せる『フロント商品』を作る
・セールスのための資料を準備する
・申込用紙、複数の決済方法を用意する
これらの、大量のタスクをこなすために、どうすればいいのか?
それは、一つ一つの作業を細分化して、毎日、少しずつ進めていくのが、一番の近道です。また、寄り道、回り道をしないように、王道的なプロセスを指導している教材を手に入れたり、メンターとなる指導者を見つけて具体的に指導してもらうことが大切です。
この段階で失敗する方のほとんどが、先走りして、多くの売上が得られるとうたわれているWeb集客法や、簡単にプロモーションが出来るノウハウ、に興味をもち、実際に多くの時間と資金を費やしてしまいます。
かく言う、私自身が迷い込んだ道でした。
確かな一歩の積み重ねでしか、遠くへは行けません。
地道に思える作業を、日々、一つずつこなしていく。
起業の山登りに『近道』はありません。
ジャンプアップなどは出来ないけれど、地道に作業を積み上げていくこと。
これが、一番の近見にであることは間違いありません。
さて、マイルストーンの全てが『YES』になりましたか?
では、次へ進みましょう!
次のステージは『STAGE 3:仕組みを実装する』です。
いよいよインターネットを活用して個人でも初期費用をかけずにビジネスを展開していける方法を、システマチックに実装していきます。